当サイトでは話題のヘッジファンドであるBMキャピタルについて実際に長年投資をしている投資家の目線で詳しくお伝えしていきたいと思います。
ほとんど知りたい内容については網羅されていると思いますのでご覧いただければと思います。
今回の記事では現在、日本の投資家でも投資を行うことができるヘッジファンドの中で最も古く安定したリターンを積み上げ名を馳せているBMキャピタルについてお伝えしていきたいと思います。
リターン | コンスタントに市場平均を超える10%のリターンを出している。 市場の下落に強い手法でパフォーマンスが安定しているので効果的に資産形成をするのに適している。 |
安全性 | 投資スキームとしては合法であることは確認済み。運用実績や運用歴、大量保有報告書の発表などから考えてポンジスキームは考えられない。 |
下落耐性 | BMキャピタルの最大の強みは下落耐性の強さ。過去10年間運用成績がマイナスとなったことはない。 |
ファンドマネージャー | ファンドマネージャーは東京大学卒。外資系金融・バークレイズ証券で経験を積んだ正真正銘のエリート。創業以来一貫して運用責任を担っている。現在は上場企業取締役も務めるなど活動の幅を広げている。 |
総合点 | ポートフォリオの主軸を任せるに適したファンド。長期的に安心して大きな資産を形成するためのパートナーとして活用するのがおすすめ。複利のインパクトを直に感じられる質実剛健な投資先。 |
「BMキャピタル」は日本のヘッジファンドの先駆けとしての地位を確固たるものとしている老舗ファンドです。
運用開始から既に10年が経過しており筆者も投資して7年が経過している付き合いの長いファンドであり、筆者の投資ポートフォリオ主力となっています。
BMキャピタルの概要
名称 (英語名) |
ビーエムキャピタル合同会社 BM CAPITAL LLC |
住所 | 〒106-0032 東京都港区六本木7-18-1 |
電話番号 | 03-34-3-2508 |
社長 | 森山武利 |
事業目的 | 金融商品取引法に基づく有価証券およびデリバティブ取引 |
有価証券の自己募集 | |
経営コンサルティング | |
各種事業への投資 |
所在地は六本木です。ファンドマネージャーが六本木ヒルズにある外資系金融(英Barclays)出身ということもあり、同じ土地で独立をしているという経緯がありそうですね。
日本の新たな金融街となりつつある六本木で、しかもヘッジファンドという形態ということで新進気鋭さが伺えます。
代表取締役の森山武利氏はファンドマネージャーではなく会社の代表です。元々山一證券出身から日本ユニコムということで、王道の金融キャリアを歩んできている方になります。
また、事業概要の欄に記載されている経営コンサルティングという項目に疑問を持たれた方もいらっしゃると思います。
これは後続の運用手法項目でお伝えするアクティビスト投資(物言う株主)と関係してきます。
BMキャピタルは小型株の大株主として経営陣に積極的に提言を行うため、コンサルティングの要素も内包しているのです。
会社概要については以下で詳しく纏めていますので参考にしていただければと思います。
→【ビーエムキャピタル】BMキャピタルの会社概要やオフィス/社長・代表である森山武利氏はのプロフィール
そもそもヘッジファンドとは?
BMキャピタルはヘッジファンド です。
ヘッジファンドという言葉に聞き馴染みがある方もいらっしゃれば、そもそもヘッジファンドって何という方も大勢いらっしゃるかたも多いかと思います。
ヘッジファンドは投資信託とは異なり、私募ファンドという形式で募集されています。私募ファンドは2000年以降急激に運用残高を伸ばしてきています。
投資信託は投資対象を投資家自身が絞って投資しますが、ヘッジファンドでは基本的にファンドマネージャーにお任せという形になります。
「ヘッジファンド」 の大きな特徴はどのような環境でもリターンを狙う絶対収益型のファンドです。
以下をご覧いただければ一目瞭然ですがヘッジファンドは株式市場が大きく下落する局面を免れ、安定して右肩あがりのリターンを実現しています。
そのため、資産を失うことができない機関投資家や富裕層から愛好されています。
例えばヘッジファンドに預け入れている主な顧客である保険会社の身になって考えてみましょう。仮にこの保険会社が通常の株式に投資していたとします。
この状態でリーマンショックのような暴落に見舞われ資産価格が大きく目減りした時に、運悪く大きな災害が発生したらどうなるでしょうか?
保険料を顧客に支払わなければいけない時に資金がなくなっていたら保険会社は倒産してしまいます。
このように資産を守りながら育てる必要がある機関投資家にとってヘッジファンドは重宝すべき存在になっているのです。
実際、以下の通りヘッジファンドの運用残高は上昇し続けており2023年時点で5兆ドルつまり約700兆円の運用残高となっていました。
日本の国家予算が100兆円であることを考えると如何に巨額の資金がヘッジファンドで運営されているかがわかりますね。
保険会社や年金基金などは払い出しを行う義務があるので市場の暴落などで大きな資産価値の下落を被弾することが出来ませんからね。
例えば、ハーバード年金基金では全体のポートフォリオの30%をヘッジファンドにて運用しています。
わかりやすく図にすると以下となります。
日本にも徐々に浸透してきており、今後ますます盛り上がっていく分野となります。
世界の株式相場が20%下落し、債券相場もここ10年で最大の下げ幅となった22年でも、著名ヘッジファンドは素晴らしいパフォーマンスをあげています。
富豪トレーダーのクリス・ロコス氏も勝者の一人だ。21年のマイナスから回復し、22年は45.5%のプラスとなった。今秋に起こった英国債市場の混乱の最中も含め、金利上昇にベットしたことが功を奏した。
ある投資家によれば、米カクストン・アソシエイツのアンドリュー・ロー最高経営責任者(CEO)率いる運用資産総額43億ドルのマクロ系ファンドは12月中旬までに30.2%のプラスとなり、現在は新規資金の受け入れを停止している。
サイード・ハイダー氏率いる米ニューヨークに拠点を置くハイダー・キャピタルの「ジュピター・ファンド」は194%のプラスをたたき出した。債券やコモディティー(商品)の取引が奏功し、一時はリターンが270%を超えた。
ドットコムバブルが弾けたところで、相場の難易度が上がりヘッジファンドというプロに任せる投資家が増えたのではないかと推測します。
先ほどの運用残高は世界のものでしたが、日本でも私募ファンド(≒ヘッジファンド )の残高は既に公募投信の残高を上回っています。機関投資家たちはヘッジファンドを活用しているのです。
日本でもヘッジファンドへの投資需要は低金利下で収益を獲得したい金融機関によって積極化しているのです。
金融機関のALM上、貸出需要が落ち込む景気低迷期に収益をカバーするのは通常は債券だが、ゼロ金利時代突入によって債券運用利回りも大きく低下したことから、代替的な収益源を持つことが課題となったのである。
多くの金融機関は仕組債や証券化商品などとともに、絶対リターン型運用の外部委託としてヘッジファンドにも向かったのである
参照:幻冬社
因みにBMキャピタルの運用は2012年からですが、ファンドマネージャーはがリーマンショック時にも素晴らしい成績を残していたそうです。
同氏は当時東京大学の学生でしたが、リーマンショックを無傷で乗り切り、寧ろプラスリターンを出してしまっていました。学生時代からオルタナティブ投資戦略に精通していたということができるでしょう。
BMキャピタルの運用実績
では、本題に話を戻します。まず肝心なBMキャピタルの運用実績についてお伝えしていきたいと思います。
BMキャピタルは2012年から運用している日本のヘッジファンドの先駆け的なファンドです。
運用実績は安全性と堅実性を重視したものとなっており、総運用資産は150億円を超えているそうです。
BMキャピタルの運用実績については以下で詳しくお伝えしていますが、簡単に振り返っていきたいと思います。
→【リターン】BMキャピタルの利回りは?安定感抜群のBM CAPITALの運用実績をわかりやすく解説!
BMキャピタルは和製ブリッジウォーターアソシエイツ
まず大前提としてヘッジファンドの意義を考えてみましょう。
ヘッジファンドは下落相場でも資産を守りリターンをだすことを投資家から期待されています。
20兆円を運営する世界最大のヘッジファンドであるブリッジウォーターアソシエイツは、以下のリターンを出しています。
青:ブリッジウォーターアソシエイツ
赤:S&P500
下落局面を見頃にプラスのリターンで乗り切りリーマンショックですらプラスのリターンをだして資産を右肩あがりに成長させています。
ブリッジウォーターは最低投資金額が75億ドル(約1000兆円)と個人が手を出せる金額ではありません。先ほどお伝えした保険会社などの機関投資家が利用しています。
しかし、BMキャピタルはブリッジウォーターと同等以上のリターンを叩き出しています。
面談で詳しいリターンをチャートでみることができますが、まさにブリッジウォーターをモデルケースとしているような綺麗な右肩あがりのチャートを描いています。
詳しく説明していきます。
特徴①:非常に高い下落耐性
BMキャピタルはファンドなので元本保証を謳ってはいません。(というより元本保証を謳うファンドはまず間違いなく詐欺ですし金商法に違反しているので関わらない方がよいです。)
ただ、BMキャピタルは実績として運用開始以来10年以上、1度もマイナスのリターンを出したことがありません。
BMキャピタルが運用開始してからのTOPIXの動きです。アベノミクス以降幾度となく調整局面が訪れていますが、全て被弾を回避しています。
株式投資というリスク資産に投資をしながら、顧客資産をしっかり守っているという点は長期投資を行なっていく上で非常に評価されるべき点であると思います。
正直、老後資産の形成のためとかであれば、たとえ一時的だったとしても資産が数10%減るのはメンタルがやられてしまいますからね。
特徴②:年率10%程度の安定した堅実なリターン
リターンは安定して10%程度となっています。物足りないと感じる方もいらっしゃると思いますが、以下の通り世界株平均は5%に満たない水準です。全く物足りなくありません。
更にいうと安定して年率20%以上狙うファンドは胡散臭いというのが本音です。
ウォーレンバフェットでも銘柄選択によるリターンは13%-14%です。(保険会社を買収し資金レバレッジをかけているので20%程度になっていますが...)
20%以上のリターンを安定して出すことは非常に難しいことがご理解いただけることと思います。
単年度や数年間にかぎって高いリターンを出すファンドもありますが、それは時流に適合しただけで長期的に高いリターンをだすことはできていません。
日本のひふみ投信も近年は日経平均に劣後する成績となっていることからも分かりますね。
10%でも以下の通り長期的に運用すると飛躍的に資産を構築することができます。仮に1000万円を投資していれば20年後には7倍に成長していきます。
資産推移 | |
0年目 | 1000 |
1年目 | 1100 |
2年目 | 1210 |
3年目 | 1331 |
4年目 | 1464 |
5年目 | 1611 |
6年目 | 1772 |
7年目 | 1949 |
8年目 | 2144 |
9年目 | 2358 |
10年目 | 2594 |
11年目 | 2853 |
12年目 | 3138 |
13年目 | 3452 |
14年目 | 3797 |
15年目 | 4177 |
16年目 | 4595 |
17年目 | 5054 |
18年目 | 5560 |
19年目 | 6116 |
20年目 | 6727 |
資産運用の世界はまさに忙がば回れです。早く資産を形成したいとハイリスク又は詐欺ファンドに資金を突っ込むとたちまち資産が蒸発していってしまいます。
BMキャピタルの公式ページを見ていただければわかるのですが、堅実な運用をベースとしていることがすぐに理解できると思います。
BMキャピタルの安全で安定的なリターンを生み出す投資手法
BMキャピタルのリターンを作り出しているのは以下の二つの投資戦略をとっていることに起因しています。
BMキャピタルは四半期毎に送られてくる報告書で既にクローズした案件についてお伝えしてくれるので勉強することができるのも非常に有難い点です。
ベンジャミン・グレアム流の本格的なバリュー株投資
まず安全性の高さを担保しているのは本格的なバリュー株投資です。
BMキャピタルが行う投資は単純に低PERや低PBRの株に投資をするといった安易な投資ではありません。
→【バリュー株投資】下落相場に強い低リスク投資?BMキャピタルのアクティビスト投資を取り入れた本格的ネットネット株投資の手法を組み入れ銘柄を例に解説
BMキャピタルでは、あの投資の神様と称されるウォーレン・バフェットの師であるベンジャミン・グレアムの投資手法を踏襲し洗練化した上で実践しています。
具体的には、今現在企業が保有する純現金性資産と時価総額の関係性を加味して投資先銘柄を選定していきます。
純現金性資産のみで時価総額を上回っている銘柄を投資候補としてスクリーニングします。具体的に使いすると以下のような条件を満たす銘柄です。
用語解説
現金性資産:
現金又は換金性の高い資産(有価証券、売上債権等)
純現金性資産:
現金性資産から総負債を差し引いた差額。企業が借金をのそいてどれだけの確かな現金性資産を保有しているかを表す
時価総額:
企業をいくらで購入できるかという指標。発行済株式数と株価を掛け合わせて算出する。
つまり、設備とか土地とか建物とかを除いて純粋に保有する現金だけで時価総額を上回る銘柄ということになります。1万円入っている財布を7000円で販売されたらどうですか?
当然、買いますよね。
もう少し具体的にいうと、時価総額で企業を丸々購入した後に会社を清算するだけで利益が確実に得られる会社ということです。
つまり、買った瞬間に既に利益が出ている銘柄ということなのです。
そして、このような銘柄が値下がりしにくいことは想像に難くないと思います。
このような銘柄をBMキャピタルでは多くの安全域を有している銘柄と評しています。下落相場でも市場全体の動きには連動せずに株価は下落耐性が高くなっているのです。
そういう銘柄を血眼になって探しているのです。簡単なスクリーニングでは見つけられないので入念な調査が必要です。あくまで上記は最初の条件にすぎません。
ここから事業構成や事業内容、株主構成までを加味して投資銘柄を選定していくそうです。
大株主になる水準まで来ると、企業訪問、経営陣ミーティングなど、規模の大きいファンドならではの銘柄選定における情報収集を行なっていきます。
市場の流れに乗ってリターンを出す、ニュースに反応して利益を得るなどトレーディングをするのではありません。
企業と対話し、企業価値を上げてリターンを得るという「利回りを作る」タイプのファンドであることがわかります。
本質的に価値のある企業へ投資しているので、相場の暴落時も下落が限定的であるという説明も納得感があります。
リターンを生み出す「物言う株主」としてのアクティビスト戦略
上記の条件を満たす銘柄は小型銘柄に存在しています。特に日本では上場企業数が多くなっています。
そのため、証券会社のアナリストは全ての銘柄を詳細に調査することができません。
また、機関投資家も小型株は取引は行わないので適正な株価からは程遠い株価で放置される銘柄も存在しています。
そこでBMキャピタルは能動的に経営陣に働きかけて株価を引き上げるのに資する動きをおこなっていきます。
まさに、少し前の村上ファンドのような動きですね。
村上ファンドは当時非難されましたが、海外であれば非難されることはありません。むしろ評価されるべきファンドだったのです。
日本の企業は会社を経営陣や従業員のものと考えがちです。しかし、これは明確な間違いです。株式会社は名前の通り株主のものなのです。
株式会社は株主の利益に資する活動を行う必要があるのです。
もし、株主の利益に資する活動を行なっていないのであれば、株主側から経営陣に要請をして株式価値を引き上げるための提言を行うのは正当な行為なのです。
先ほど挙げた条件を満たす企業は現金を多く持っていますが、逆にいうと現金を活用できてない企業ということもできます。
なかには事業拡大のために、そもそも資金が必要ない企業も存在します。
BMキャピタルは先程の条件を満たす小型株の株式を大量に取得して大株主となります。大株主となった上で企業に以下のような提案を行います。
✔︎余った資金を活かした売上拡大策
✔︎明らかに過剰な拠出となっている費用の縮小
✔︎自社株買などの資本政策
✔︎政策保有目的の株式の売却提案
最初の二つはイメージしやすいですが、自社株買を行うのは直接的に株価を引き上げることにつながります。
保有する現金で、圧倒的に割安となっている自社の株式を購入することになるわけですからね。さらにプレスリリースで注目を集めるので株価が上昇していきます。
割安な銘柄に投資して下落耐性を担保しながら、自ら働きかけて株価を上昇させるBMキャピタルならではの投資手法ということができるでしょう。
以下で具体的な例をお伝えしていますので興味のある方はご覧いただければと思います。
→【本格バリュー投資】BMキャピタルの投資戦略を過去の組み入れ銘柄「金下建設」を例として解説!
→ BMキャピタルの投資事例:過去の組み入れ銘柄であるキクカワエンタープライズの投資実行から利益確定までの過程をわかりやすく紐解く!
ファンドマネージャーの経歴と実績
ヘジファンドにおいて一番重要なのはファンドマネージャーの才覚です。
BMキャピタルのファンドマネージャーの簡単な経歴は以下となります。
✔︎ 東京大学卒
✔︎ 学生時代に事業経験有り(その利益を元手に株式投資スタート)
✔︎ 外資系金融機関出身(英国バークレイズ証券)
✔︎ 海外ヘッジファンドでの実務経験
✔︎ 上場企業の取締役も務める
経歴が綺麗なエリートというだけではなく、事業経験もあるのが高評価ですね。事業経験があるからこそ企業に対して株式価値を引き上げる提言を行うことができるのです。
先ほど解説したように素晴らしい投資戦略を有していても運用するファンドマネージャーのレベルが高くないと良い成績を残すことは出来ません。
ファンドマネージャーにおいて重要な要素は以下となります。
✔︎戦略構築力
✔︎判断力と実行力
✔︎経験と勘
いくら戦略構築力や実行力がつよくても、相場が危ないと危機察知する能力や株価の天井付近を見極める勘も必要となってきます。
上記の例でもお伝えしていますが理論値と実際の株価の推移を日々分析しているそうですが必ずしも理論値まで上がるとは限りません。
以下のように理論値が近づいてきて盛り上がってきた段階で利益を確定するには経験と、経験に基づく勘が必要なのです。
BMキャピタルのファンドマネージャーはこれら全てを持っているといえるでしょう。
合同会社の持分権販売スキームで運用
ここからは細かい点についてお伝えしていきたいと思います。最初にお伝えした通りBMキャピタルはヘッジファンドである私募ファンドとして運用がなされています。
私募ファンドといっても大きく分けて二つ存在しています。
1.機関投資家向けにサービスを提供しているファンド
2.個人を含めてサービスを提供しているファンド
1に関しては以下のような手法を用いて出資を募ります。
一般的な債券の募集を行う際は、金融庁へ取扱いの届出を行ったうえで不特定多数のお客様に対して勧誘を行います(公募)が、少数(50人未満)の投資家に対してのみ勧誘を行う場合や適格機関投資家のみを相手方とする場合など、一定の要件を満たす場合は私募と呼ばれ、届出義務などが免除されます。
適格機関投資家のみを対象にした勧誘を「プロ私募」と呼びます。また、勧誘の対象が50人未満に限定される方式を「少人数私募」と呼びます。私募はオーダーメイド商品を取り扱う場合などに用いられます。
参照:SMBC日興証券
この手法では最大49名しか資金を募ることができないので1名あたりの募集金額が1億は余裕で超える水準が必要となってきてしまいます。
しかし、これは個人投資家を受け入れる型のヘッジファンドとしては非現実的ですよね。そこでBMキャピタルでは別のスキームで投資家を募っています。
具体的には合同会社の持分権販売スキームという方式で運用がなされています。出資額に応じて合同会社の持分権が配分されてリターンを分配するという方法です。
文字面だけみると複雑に見えますが、非常に単純で普通の投資信託と同様と思ってもらえるとわかりやすいです。
ファンド全体の資産における自分の持分だけリターンが分配されるのでわかりやすく図解すると以下のようにイメージして貰えればと思います。
投資信託では口数という表現がなされていますが、表現の方法が変わっただけですね。
そして、この手法は日本では広く使われているスキームで違法性は全くありません。実際に行政書士の方や弁護士事務所の方の見解は以下の通り記載されています。
株式や債券等、「有価証券」そのものでなくても、金融商品取引法上のみなし有価証券の私募については原則として金融商品取引業の登録が必要です。
しかし、合同会社が自らの資金調達のため、社員権を自ら募集又は私募する行為は、金融商品取引業の登録を受けずに行うことができます(金融商品取引法2条8項7号参照)。
これが、「合同会社の社員権募集スキームが金融商品取引法の登録の例外」といわれるゆえんです。
合同会社の社員権を、自ら販売する場合には、金融商品取引業の登録が必要がありません。そのため、資金調達の手段として、合同会社の社員権販売が行われているのです。
参照:弁護士「中野秀俊」
そもそも世界のトップヘッジファンドも合同会社(LLC)で運営していますよね。ヘッジファンド業界では通常のことかと思われます。
2023年の上位5つのヘッジファンド:
- Scion Asset Management LLC
- Citadel LLC
- Bridgewater Associates
- Renaissance Technologies LLC
- Elliott Investment Management
何故、私募ファンドとして運用しているのか?
なぜ、BMキャピタルが私募で運用しているか気になられた方もいらっしゃると思います。
筆者も最初疑問に思いました。しかし、理由を尋ねたところ明確な返答が返ってきました。
→ 【ポンジスキーム】BMキャピタルの運用スキームは怪しい?解散済み?詐欺の可能性の検証を含めて徹底解説!
投資信託は一般社団法人投資信託協会の規則で1銘柄あたりポートフォリオの10%以内に抑えるように定められています。
一般社団法人投資信託協会の規則に定める一の者に対する株式等エクスポージャー、債 券等エクスポージャー及びデリバティブ等エクスポージャーの信託財産の純資産総額に対 する比率は、原則としてそれぞれ 10%、合計で 20%以内とすることとし、当該比率を超えることとなった場合には、一般社団法人投資信託協会の規則に従い当該比率以内となるよう調整を行うこととする。
BMキャピタルは異常なレベルで割安に放置されている銘柄に大量に投資をして、大株主となり経営陣に株式価値引き上げの施策を迫るアクティビストファンドであると先ほどお伝えしました。
つまり、一銘柄あたりの投資する金額が非常に大きくなることもあります。
そのため、ポートフォリオの10%以内という制限をつけられてしまうと、本来行いたいアクティビスト投資ができなくなってしまう可能性が多々あるのです。
ファンドマネージャーの辣腕をふるうためにも私募ファンドという形式で運用するのが最適解であるという回答には非常に納得感がありました。
BMキャピタルの評判や口コミ
投資を考える際に実際に評判がどうなのかという点について気になる方も多いとおもいますので以下の記事に纏めています。
→【BM CAPITAL】BMキャピタルの評判や口コミを実際の体験談と比較
以下では主だった評判や口コミについてお伝えしていきたいと思います。
【良い評判・口コミ】
✔︎ファンドマネージャーのレベルが高い
✔︎理論に基づいた投資手法に安心感がある
✔︎下落を回避してくれており安心して預けられる
✔︎毎期の報告書が勉強になる
✔︎自分で運用する時間も知識も経験もないのでプロに任せられる
✔︎突如資金が必要になったが引き出しも真摯に対応してくれた
【悪い評判・口コミ】
✔︎運用リターンが物足らない
✔︎最低投資金額が高くて手がだせない
悪い評判の中の運用リターンが物足りないというのは、おそらく他の詐欺ファンドの喧伝しているリターンを真に受けてしまっているのが原因だと推察しています。
上記お伝えしたポンジスキームはファンド規模が拡大しなくなった段階で蒸発します。ファンドの胴元としては最大限資金があつまった時に持ち逃げするのが一番ですからね。
月利○%なんて謳っているいるファンドについては以下の点をしっかり確認するようにしましょう。
✔︎どのような運用手法をとっているのか?
✔︎ファンドマネージャーの経歴はしっかりしているのか?
運用手法や投資戦略について営業員が説明できないのであればダウトです。また、全く金融関係ではない出自のファンドマネージャーが運用しているファンドも非常に疑わしいです。
堅実なリターンを目指すと謳っているBMキャピタルの方が安心できるという判断の元筆者も投資に踏み切っています。
決して甘い話に惑わされないようにしましょう。二つ目の悪い口コミにあった最低投資額について次の項目でみていきたいと思います。
最低出資額は1000万円は本当?
BMキャピタルはホームページには最低出資額は1000万円以上と明記されています。
Q:最低投資金額はいくらからですか?
A:原則として1,000万円から受け付けております。1,000万円以下での投資希望の場合は弊社役職員とご相談ください。
確かに1000万円から受け付けていると記載していますが、弊社役職員と相談くださいと記載されています。
つまり、問い合わせて営業員の方に相談をすることで1000万円未満でも出資することができるということが仄めかされています。
→ 【解約条件や手数料】BMキャピタルの最低投資額は1000万円?欧米ヘッジファンドとその水準を比較!
実際、私も最初に出資を行なった時は500万円から出資いたしました。その後、追加で入金し更に運用で増えて3000万円の規模になっています。
では、実際に出資する前に必要となる営業員の方との面談について体験談を元にお伝えしたいと思います。
ただ、ファンドの規模が大きくなるにつれて、出資額1000万円以下では受け付けなくなる可能性もあります。(これは担当者に確認してください)
出資を希望するのであれば早めにBMキャピタルにコンタクトをとった方が良いと思います。
出資のために必要となる営業員との面談
BMキャピタルに出資するには営業員の方との面談が必要になります。私募ファンドという形式なのでしっかりと内容の説明をして理解してもらった上で出資してもらうというスタンスですね。
そもそも、大切な資金を預けるのにウェブ完結のファンドというのは信頼できないですよね。実際に会って詳細な説明を受けてファンドへの出資の是非を決めるべきと思います。
→ <体験談>紹介なしでOK?BMキャピタルの問い合わせ方法と面談の内容を解説!
現在はコロナということもあり、ズームでの面談も受け入れているそうです。
また地方の方でも営業員が、その地方の投資家を纏めて営業にしにいくそうなので希望があれば直接対面で話を聞くことも可能とのことです。
筆者は東京に住んでいるので東京駅近辺で話を伺うことになりました。
具体的な面談の内容としては、あくまで私が受けた時の体験ベースですが以下の通りとなっています。
アイスブレイク(ファンドをしったきっかけ等)
↓
ファンドマネージャーの説明
↓
運用実績のチャートの開示
↓
運用手法・投資手法の説明
↓
手数料形態の説明
↓
実際に投資をする場合の手順
私も私募ファンドに投資するのは初めてということもあったので身構えて参加したのですが、営業員の方は朗らかな方で安心しました。
また、当然出資を強制する雰囲気はなく、もし大丈夫でしたら出資してくださいというスタンスだったので安心して大丈夫だと思います。
担当者への問い合わせ、資料請求は以下の公式ページから申し込むことができますので興味のある方は一度話をきいてみるとよいでしょう。
上記の公式ページの以下簡単な項目を記載して送信ボタンを押すだけです。
BMキャピタルのロックアップ期間とは?解約はいつできる?
出資した後について気になる方も多いかと思います。急遽資金が必要になって出資金額を解約して手元に現金を引き戻したいというタイミングも訪れることと思います。
実際、筆者も一度家を購入する際に一部現金として引き出したことがあるので経験者です。
BMキャピタルは四半期決算なので四半期に一度引き出すことが可能です。勿論、全額引き出すことお可能です。
わかりやすく図解すると以下となります。例えば2023年2月18日に出資申し込みを行うと運用開始は次の四半期のはじめである4月1日となります。
また、そのあと運用をまかせて2027年5月20日に解約申し込みをした場合、運用終了となるのは四半期末の2027年6月30日となります。
海外のヘッジファンドは決算が1年に1回の場合が多いので、1年に1回しか引き出せないファンドが多いのですがBMキャピタルは非常に良心的といえる頻度ですね。
ちなみに、詐欺ファンドでは引き出し額に上限が設けられていたり、場合によっては抽選といったようにふざけた条件が明記されている契約書もあります。
このようなファンドはポンジスキームの可能性が高いです。
ファンドが健全かどうかを確認するという意味でも、解約条件については必ず確認するようにしましょう。
BMキャピタルの利益にかかる税金とは?
BMキャピタルに投資した結果得られた利益は総合課税となります。
例えば1000万円を投資して1500万円となった場合の利益は500万円となります。この所得に追加して500万円の利益を追加した金額に対して以下の税金が発生します。
基本的には大きな含み益が出ているのであれば、長期投資で運用を行なって収入が低下又は老後に少しずつ取り崩すのが合理的ですね。
例えば、1000万円が20年後に複利効果で6000万円になっていたとします。そして、既に老後で引退していたとします。
これを1度に引き出してしまうと利益が5000万円なので最大税率の45%が適用となり税額は1770万円となります。
6000万円×45% - 4,796,000 =17,704,000円
一方、毎年500万円ずつ引き出すとすると、利益は500万円のうち420万円程度となります。すると税金は以下の計算式で約37万円となります。
420万円×20% - 427,500=412,500円
そして、残りの5500万円は運用が継続しているので増えていきます。仮に増えなかったとしても11回で取り崩したとしても税金の合計は458万円と大幅に抑えられます。
ゆっくり運用して元本を増やした上で、ゆっくり取り崩すことで最大限手元に残るようにすることができるのです。
その他のヘッジファンドやファンド
BMキャピタルが最もヘッジファンドの性質を満たしたヘッジファンドなのですが、BMキャピタルに投資する過程で検討した様々なファンドについても比較のために列挙しておきます。
関連:【2024年】日本国内の魅力的なヘッジファンドをおすすめ順にランキング形式で一覧にして紹介!
オリエント・マネジメント
リターン | 現在相当水準に割安で尚且つ成長力も高い企業を多く抱える中国市場で大きなリターンを狙うファンド。リスクは大きいが年率15%程度、場合によってはそれ以上のリターンが期待できる。 |
安全性 | スキームとしては合法であることは確認済み。運用実績や運用歴が短いが運用形態からしてポンジスキームは考えられない。 |
下落耐性 | 新興国株式を投資対象としているため大きな下落を被る可能性はあることは覚悟しないといけない。 |
ファンドマネージャー | 過去に新興国ファンドで現地通貨建で年率100%以上をだしていた敏腕ファンドマネージャーによって運用されている。 |
総合評価 | 攻め主体のファンド。高いリターンを狙うことが可能な代わりにドローダウンが発生することは覚悟する必要がある。ポートフォリオの中の一部として組み込むことが推奨されるファンド。 |
オリエントマネジメントは魅力的であるにも関わらず株価が割安に放置されている中国に集中投資するファンドです。
既に新興国は世界のGDPの半分を越すレベルになってきていますが時価総額はまだ15%しかないという状況となっており投資機会が豊富に存在しています。
オリエントマネジメントはしかる投資機会を捉えて投資するファンドとして2021年に立ち上げられた新興国ファンドです。
ファンドマネージャーは新興国ファンドで現地通貨建で3年平均で100%をだした実績のある方が担っており非常に期待できるファンドとなっています。
セゾン投信(セゾン資産形成の達人ファンド)
リターン | 長期的に10%程度のリターンを狙うことができる。 |
安全性 | 独立系ではあるが投資信託という形で運用されておりスキーム上詐欺であることは考えられない。 |
下落耐性 | 株式市場の市場平均に大きく影響されており株式市場が大きく下落する時に大きく下落する傾向がある。 |
ファンドマネージャー | 投資信託でありファンドマネージャーがどのような方かは不明。 |
総合評価 | 世界各国の長期投資を行っているので世界の成長の恩恵を受けることができる。ただ、大きく資産が下落することは注意する必要がある。 |
セゾン資産形成の達人ファンドはセゾン投信が運営する独立系の投資ファンドです。株価が大きく下落したり低迷したりする期間が少なくありません。
やはり長期的に安定的に右肩あがりで上昇した方が資産形成という意味では安心感がありますよね。
やはり以下の通りどのような局面でもプラスのリターン獲得を狙うヘッジファンドの方が安心感が高いといえるでしょう。
ストラテジックキャピタル
リターン | ▲20%-+30%と非常にボラの大きい運用成績となっており安定性はあまりありません。 |
安全性 | 2015年から運用されておりポンジスキームの特徴である不自然なリターンではなく詐欺ファンドの可能性は低い。 |
下落耐性 | アクティビストファンドではあるがバリュー株投資との組み合わせというわけではないので市場の下落をもろに食らう傾向にある。 |
ファンドマネージャー | ファンドマネージャーの丸木氏は村上ファンドの幹部ということで経験値は期待できる |
総合評価 | ベールに包まれているアクティビストファンド。ボラティリティが高めとなっているのが懸念点。 |
BMキャピタルと同じく物言う株主であるアクティビストファンドとして運営しているヘッジファンド。
BMキャピタルはバリュー株とともに組み合わせているがストラテジックキャピタルはゆるい基準でおこなっているため下落耐性が低くなってしまっているのが惜しい点です。
ダブルブレイン
リターン | 安定しているが年率5%程度の低いリターンとなっている |
安全性 | ヘッジファンド型の運用ではあるが実態は野村アセットマネジメントが運用する投資信託であり安全性は高い |
下落耐性 | 下落耐性は高いがそれでも2020年のコロナショックでは10%程度のマイナスリターンとなっておりBMキャピタルに比べて安全性は低い |
ファンドマネージャー | イギリスのヘッジファンドであるマングループが運用を担当している。 |
総合評価 | リターンやリスク共にBMキャピタルに劣っているので敢えて投資する価値はありません。 |
ダブルブレインは英国のヘッジファンドであるマングループによって運営されている投資信託です。
下落に対する耐性は比較的に高いのですが、地味なリターンとなっており債券のような投資先と考えるファンドとなっています。
マネックスアクティビストファンド
リターン | コロナ後の相場の恩恵を受けているものの年率10%のリターンとなっている。ただ運用暦は1年半と短い。 |
安全性 | マネックスの肝いりファンドであるため安全性は高い。 |
下落耐性 | この1年半市場は堅調に推移しているが2021年に入って10%以上下落する局面がある、 |
ファンドマネージャー | 会長の松本大氏肝いり |
総合評価 | リターンやリスク共にBMキャピタルに劣っているので敢えて投資する価値はありません。 |
BMキャピタルやストラテジックキャピタルと同じアクティビストファンドです。ただ、運用資産額が小さく尚且つ投資している企業が大企業が多いので大株主になることはできません。
結果的に大株主になることはできず、「物言う株主」として株式価値を引き上げることは難しいというのが実情となっています。
ヘッジファンドダイレクト
リターン | 平均利回り10%程度のファンドを紹介している。ただ、あくまで仲介会社であり、ヘッジファンドの手数料に比べてヘッジファンドダイレクトにも手数料を支払う必要がある。 |
安全性 | 前進のアブラハム時代に業務停止命令を出されている。 |
下落耐性 | 紹介ファンドはどのファンドも価格が乱高下しており下落耐性は低いと言わざるを得ない。 |
ファンドマネージャー | 不明 |
総合評価 | 怪しい仲介会社という印象が強い |
ヘッジファンド証券
リターン | ヘッジファンドダイレクト同じ仲介会社。過去取り扱ったファンドは成績が悪く償還となっている。現在扱っているファンドも低いリターンとなっている。 |
安全性 | 証券会社の形式で金融庁の許可を受けて運用しているので安全性は保証されている。 |
下落耐性 | 取り扱いファンドは下落耐性は決して高いとはいえない。 |
ファンドマネージャー | 日興証券出身のサラリーマンファンドマネージャーによって運用されているファンドを仲介している |
総合評価 | 取り扱っている商品の質が低く特に投資する価値は感じられない。 |
エクシアジャパン
リターン | 月利2%程度のリターンを出し続けている |
安全性 | 投資の内容が融資やFXで継続してこれだけのリターンがだせるとは考えにくい。解約条件も抽選とのことで詳細は不明であるがポンジスキームの可能性が疑われる。 |
下落耐性 | 月単位度でマイナスがない点が後で紹介するスカイプレミアムと同じく疑義が生じる要因の1つでもある。 |
ファンドマネージャー | ファンドマネージャーの菊池翔氏は金融関連のプロ出身ではないのが懸念点。 |
総合評価 | 出資の際には元本が返ってこない可能性も頭の隅に置きながら検討する必要がある。 |
スカイプレミアム
リターン | エクシアと同じく月利2%程度のリターンを出し続けている |
安全性 | ゼロサムゲームのFXで継続してこれだけのリターンがだせるとは考えにくい。実際に運用の実態が確認されていないと証券取引等監視委員会から指摘され営業停止に追い込まれている。 |
下落耐性 | 月単位度でマイナスがない点が怪しい。そもそもプロでも毎月勝ち続けることは不可能に近い。 |
ファンドマネージャー | ファンドマネージャーが誰なのかは不明 |
総合評価 | 出資の際には元本が返ってこない可能性も頭の隅に置きながら検討する必要がある。(現在営業停止中) |
こんな投資に注意:高いリターンを謳うポンジスキームには気をつけよう!
私募ファンドに投資する際には詐欺ファンドに注意する必要があります。代表的なのがポンジスキームです。
高いリターンを狙う投資家の欲をだしにして、著しく高いリターンを喧伝するファンドが数多く見受けられます。仮想通貨やFXなどに特に多いですね。
これらのファンドは月利数%や年率50%程度のリターンを喧伝して投資家の資金を集めます。しかし、実際には運用は行わず新規出資者の資金を既存の出資者に分配しているのです。
そもそも先ほどお伝えした通り、そのような高いリターンを継続して出し続けることなんて不可能なのです。
これらのファンドでは元本を取り返すことが難しい場合が多くなっています。例えば、抽選で返済が行われたり、元本は毎月一定金額までしか返済できないなどの制限が設けられています。
甘い話にのって出資してしまうと資金が返ってこなくなり全損ということにもなりかねないので注意しましょう。
BMキャピタルは実際に投資をしていることが証券会社によって証明されています。ポンジスキームの可能性は確実に排除できています。