BMキャピタル(ビーエムキャピタル)の詳細

BMキャピタルはポンジスキームなのか?スキームの概要と共に検証

BMキャピタルはポンジスキームなのか?スキームの概要と共に検証

私募ファンドといえば、公募ファンド(一般的な投資信託)と異なり出資している人も少なければ、ファンドから情報発信もほぼありません。

つまり、知人からの口コミなどが情報収拾のメインになってくるでしょう。

故に、そういった情報の非対称を生かして私募ファンドと謳い、ポンジスキームを組成する事業体も少なくありません。

 

そもそもポンジスキームとは何か、BMキャピタルがポンジスキームを実施している可能性について今回は探っていきたいと思います。

ポンジスキームとは何か?

ポンジ・スキームとは、投資家にほとんどリスクを負わせずに高いリターンを約束。後から参加した投資家から取り上げたお金で、先に参加した投資家にリターンを発生させる詐欺的な投資詐欺のことです。

これは、新しい投資家の資金を初期の支援者に支払うために使用する点で、マルチ商法と似ています。

 

ポンジ・スキームという言葉は、1920年にチャールズ・ポンジという詐欺師が作った造語です。この種の投資詐欺の最初の記録は、1800年代半ばから後半までさかのぼることができ、ドイツのアデル・スピッツダーとアメリカのサラ・ハウによって組織されたものでした。ポンジスキームのポンジは人の名前から来ているのですね。

 

一般的には、運営者が全財産を持ち逃げしたり、「配当金」の支払いを継続するのに十分な数の新たな投資家を見つけることができない場合に、このスキームは破綻します

 

ポンジスキームの特徴

  1. ほとんどリスクを負わずに高いリターンを得ることができる。
  2. 「保証された」投資機会
  3. 金融庁未登録の投資
  4. 秘密主義的で複雑な戦略
  5. 事務処理に問題があり、支払いの受け取りが困難

 

BMキャピタルのような私募ファンドは⑸に該当しますね。それでは見ていきましょう。

 

BMキャピタルはポンジスキームなのか?

ほとんどリスクを負わずに高いリターンを得ることができる/「保証された」投資機会

「元本保証投資」というものを指すと思います。

高いリターンとは一般的に米国ルネッサンス・テクノロジーズの年率39.1%(1988~2018年)などを指すでしょう。これ以上を謳うファンドは間違いなく詐欺と言っても良いです。

なぜならこのようなリターンが出せるのであれば世界中の富裕層や機関投資家から運用してほしいと資金が必ず託されるからです。(単年の投資成績などではあり得ますので、長期投資で考えてください)

 

BMキャピタルに関しては元本保証では当然なく、年率平均10%程度です。現実的なリターンを提供しており、資産を増やすには派手なリターンではなく堅実な運用であることを理解していることも伝わってきます。

毎月投資家を安心させるための配当もありませんね。

 

秘密主義的で複雑な戦略

BMキャピタルに関しては王道のバリュー株投資です。市況に合わせてイベントドリブン戦略も組み合わせていることが毎四半期ごとのレポートでは確認できており、非常に具体的且つシンプルです。

バリュー株投資とはウォーレン・バフェットの師匠であるバリュー投資の祖、ベンジャミングレアム氏が考案したネットネット株ですね。

証券分析
あわせて読みたい
BMキャピタルの投資手法とは?ネットネット株の弱点をアクティビスト戦略で補完した攻守を兼ね備えた手法とは?
BMキャピタルの投資手法:バリュー株投資とは?ネットネット株の弱点をアクティビスト戦略で補完した攻守を兼ね備えた手法とは?BMキャピタルは下落をせずに安定したリターンを生み出せているファンドとして定評があります。 しかし、たまたま上記のようなリターンを...

 

イベントドリブン戦略とは、企業イベントの前後に発生する一時的な株価のミスプライスを利用しようとする投資戦略の一種です

イベント・ドリブン戦略は、企業イベントの分析に必要な専門知識を必要とするため、プライベート・エクイティやヘッジファンドで最もよく利用されています。

企業イベントの例としては、リストラ、合併・買収、倒産、スピンオフ、買収など。イベント・ドリブン戦略は、変化する時期に企業の株価が下落する傾向を利用するものです。

 

事務処理に問題があり、支払いの受け取りが困難

BMキャピタルでは面談時にファンドマネージャーやリターン、手数料や正式な契約書などの書類を確認することになります。

私自身も資金を一時的に必要になったため、引き出したことがありますが、何の滞りもなく完了しました。(その後再投資しています)

 

まとめ

上記の通り、出資者としての立場で本気でBMキャピタルのポンジスキームの可能性についてかなりの調査をしてきましたが(出資者になることで本気度が異なる)、これまでの担当者とのやりとりなどを経て、ポンジスキームの要件は満たしていないと思いました。